この共同通信の事件記者が富山県に赴任したとき、在住の大学教授からここ富山に不思議なものがあるよと教えられて全てが始まった。
それは東経137度11分の経線上に日本海側から太平洋側にかけて連なる「羽根」という地名のラインだ。
いっぺん地図で見ることをお勧めする。
あっ!と驚くこと請け合いである。
経線に沿ってラインを正確に引く技術(経度を正確に測る技術)は、18世紀に精密な機械時計が発明されるまでなかったとされている。
ところが「羽根のライン」は、江戸時代以前からあったのだ。この驚異の測量は誰が実施したのか。
大和朝廷を含む「時の政権」が国家事業として測量したのであれば、記録が残っているはずだが、その記録はない。
ということは時の政権とは一線を画すような王朝なり、王国なり、技術集団なりが過去において存在していたことになる。
そのような勢力が、大和朝廷が成立するはるか前に存在していたことを示すのが、学界では偽書扱いされている竹内文書だ。
そこには、「羽根」という地名の由来や、日本列島には神武以前から巨大な王朝が続いていたことがはっきりと記されている。
このことは、記紀などによって抹消・改竄される前の歴史、すなわち渡来人に征服された原日本人(縄文人)の真の歴史が竹内文書にちりばめられていることを意味するのではないか。
竹内文書を偽書だとして無視するのではなく、そこに記された真実の部分を検証しながら、封印された日本古代史の謎を明らかにしたのが本書である。
この著者の偉いところは、結果(遺跡?)を次々と提示してるところ。
それが今までのこの種の本と一線を画してる。
誰がこれを作ったのか、ここで何が太古に行われたのか。
そういう疑問が次々と浮かぶ。
ミステリアス・ジャパン【謎の巨大球体石造物 ~奈良県山添村~】 | BSテレ東
BSテレ東 チャンネル登録者数 9.59万人
1769 回視聴 5 年前 2019年5月4日(土) 放送回予告
ミステリアス・ジャパン【謎の巨大球体石造物 ~奈良県山添村~】
巨石だらけの村の謎を巡る 【奈良県山添村】
プラマイゼロちゃんねる チャンネル登録者数 691人
1.3万 回視聴 7 か月前 #山添村 #巨石
偶然訪れた奈良県山添村で、偶然にお会いした老人に、この村の巨石にまつわる
お話をお伺いしました。
その後私は村に点在する巨石を巡り、巨石にまつわる大きな伝説を知る事に
…
山添村~星の磐座~ Report 2013.5.7 平津 豊 Hiratsu Yutaka
2013年4月27日と28日、イワクラの村、奈良県山添村の磐座を探索した。
山添村には、数多くのイワクラが存在するが、その中で天球を地上に写したとされる巨石を紹介する。
1992年ふるさとセンターの造成工事を行なっていたところ小高い丘の上に不安定な形で台座の上に乗った巨大な石のボールが現れた。
当時、この山の中に人が入ることもなく、この石の存在もいわれも伝わっていなかったため、その重要性には誰も気がつかなかったのである。
造成の邪魔であり、不安定で危険であったので、重機を使って丘の上から転がして今の位置に落としてしまった。
さらに、この石を爆破しようとしたのだが、爆破するには700万円もの費用がかかることから、モニュメントとして残すことになった。
台座などその他の岩は爆破されてしまったが、この岩は残ったので、長寿岩と名付けられた。
その後、イワクラ学会などによって、この岩が磐座ではないかと言われるようになったのである。
直径7メートル、重量600トンもの球体状の花崗岩の表面には、石英や長石で形成されたラインが走っている。
しかも、そのラインは2本あり、十字ベルトを形成している。まるで赤道と子午線のようである。
また、ペトログラフの吉田信啓氏によって3重の円が描かれていることも指摘された。
見事な球形の岩が台座の上に据えられていたことから、古代の人々が、表面に十字ベルトを持つこの岩を神聖視して、何らかの意図を持って祀っていたことは間違いない。
この後、紹介する天体との関係の深い磐座群から、これが地球あるいは天球を表すものであったのではないかと考えたい。
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ロマン的日本超古代史論 (1985年) /木村 信行 (著)日本歴史研究所
日本超古代遺跡紀行 木村信行1988年 日本歴史研究所
超古代の日本列島に果たして何があったのか?
むかし手に入れた本だが、古本価格はその後落ちていないようだ。
超古代の日本列島に何があったのかを探究してる2冊の名著である。
「ロマン的日本超古代史論」が文献探求編、そして3年後に書かれた「日本超古代遺跡紀行」が実地探索編である。
「竹内文書」だけでなく、「九鬼文献」、「富士文献」、「上津文ウエツフミ」、「秀真伝ホツマツタエ」、など日本に古来から伝わる古史古伝のたぐいを総ざらいして、いっぺん現地(特に天皇陵を中心にして)に行ってみた「「竹内文書」の謎を解く」の先駆的な著作。
調べてみると、八幡書店で売っているようだ。
宣伝文句も振るっているのでそのまま引く。
日本超古代遺跡紀行 菊判函入・上製本
太古の神々と天皇の陵墓の詳細な調査記録! 衝撃の巻末付録に圧倒!
希望小売価格 : 9,800円
価格 : 5,280円(本体4,800円+税10%)
木村信行=著 日本歴史研究所刊 菊判函入・上製本
https://www.hachiman.com/shopdetail/000000000452/
『ロマン的超古代史論』に続く、さらに驚異的な研究調査報告。
本書の「超古代遺跡」は磐境やピラミッドに限らない。中心は神武以前の歴代の太古天皇の御陵である。
筆者は古史古伝に記されたそれら太古天皇の御陵をすべて地域別に整理してマッピングし、そのすべてを訪ねて現地報告したのが本書。
不思議なことに、それらの大半は土俗的な民俗伝承が背後にある聖地や神社で、仮に偽書説に立つにしても、古史古伝の背後には見えざる伝承網があることがわかり、興味深い。
巻末の60頁に及ぶ神代陵墓一覧表や地図は圧巻。思わず本書を片手に探訪の旅に出かけたくなる一冊。
著者の木村信行氏は、80年代に交流のあった在野の古代史研究者である。
古史古伝に対して正面から向き合い、その語るところをあるがままにこのような形で整理検証した人は他にはなく、この2冊は今こそ再評価されるべきであろう。
いずれも30年以上の時を経てたまたまストックされていたものの放出なので、部数に限りがあり、また保管の関係で多少の瑕や埃などがあることはご容赦頂きたい。(武田崇元)
本書によれば天皇とは… 33ページ。 第2章 天皇論
超古文書、とりわけ竹内文書などによれば、神武天皇以前の日本の支配者を「天皇」という称号で呼んでいる。
そのため、世の中から「偽書」の烙印を押され、戦前は特高の弾圧まで蒙り、日陰の道を歩いてこざるを得なかったのである。
しかし、これらの書物がかりに偽書としても、書かれていることがすべてウソだとは限らない。
むしろ、日本書紀や古事記以上、詳細に日本古代の歴史を説明してくれる書物がすべて虚構だとしたら、何のために、どうやってそれを作り、なぜ命をかけて子々孫々に伝承する必要があったのかを説明しなくてはならない。
私は、これら超古文書をくまなく調べ、そこに書かれている内容が真実だと仮定したら一体どうなるのか。
さらに一歩すすめてこれら超古文書間の異動(各古文献間には、記述に矛盾・対立する部分が存在する)をうまく説明する一つの理論を導き出し、それを真実
だと仮定したら、日本、いや世界の歴史はどう説明づけられるのかという一つの「試み」をしてみよう。
神武東征以前に、ウガヤフキアエズという73人の天皇がいて、それらをまとめたものが、ざっくりいうと、これら日本に残る古文献である。
第三〇世 クニノトコタチ天皇
釜鍋を鳴動して善悪を明確にする祭事を始めさせた。
飛騨の位山大宮を仙洞にした。
祖来ヶ岳に、羽根飛登行所(空港)を造り、羽根と名付ける。
天皇が即位するときに使う、杓(しゃく)というもの。
聖徳太子の肖像画でお馴染みの両手に捧げ持っているあの木の板のこと。
あの木の板が、この地方のいちいの木からからしか作られない、そういう風にきまっているというのも何やら奥深いものを物語っているような気がする。
第44世 ホホデミ天皇
九州大隅の国見ヶ岳に遷都。
兄皇子・ホスセリ尊に海幸を司らせ、釣り針と竿を与え、弟皇子には弓矢を与え、山幸を司らせた。
この地方から日本最古、最大の弥生時代の釣り針が発掘されてる。
この地方には古くから、「海彦山彦」の伝説が伝わる。
「神代帝都考」狭間畏三 (著) 昭39。明治32年版の再刊。
もしかしたら、この地方が「海彦山彦」伝説の発祥ではないかと思わせる。
木村信行氏の労作、2作を参照し、日本列島の超古代に何かあったという確信が持てている。
何かが日本列島の超古代に存在したことは明らかではないだろうか?
今はそれしか言えない。
著者木村信行氏のサイト ↓
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