これは凄い… おぼろげなるディープステートの正体に迫っている。
わずか、200ページの本、読みやすい文章、完全に言い切ってるすごい本…
これは凄すぎるので2回に分けて取り上げたい。
今回は、我が国における古墳造営のことに絡めて論じたい。
ワクチン死、昆虫食、SDGsの大ウソ!
奴隷資本主義の原点を探り、Dr.苫米地が初めて正体を明らかにする!!
これも超国家権力の陰謀? 新世界秩序は存在するのか?グローバリズムの淵源を探る!
【本書目次より】
第1章 超国家の歴史
第2章 戦国大名とキリスト教 @@@@@@@
第3章 奴隷と資本主義 @@@@@@
第4章 銀の時代
第5章 神と超国家
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なぜ、いつまで経っても戦争は終わらず、超国家的存在の力は増し続けるのでしょうか?
なぜ、現代は16世紀のように貧富の差が広がり、持つ者と持たざる者がくっきりと分かれ、
人間を奴隷のように従わせる勢力が力を持ち続けているのでしょうか?
本書はその謎を解き明かすために書きました。「はじめに」より
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著者について
1959年、東京都生まれ。認知科学者、計算機科学者、カーネギーメロン大学博士(Ph.D)、カーネギーメロン大学CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長。マサチューセッツ大学コミュニケーション学部を経て上智大学外国語学部卒業後、三菱地所財務担当在籍のまま、イェール大学大学院計算機科学科並びに人工知能研究所にフルブライト留学。その後、コンピュータ科学の世界最高峰として知られるカーネギーメロン大学大学院に転入。哲学科計算言語学研究所並びに計算機科学部に所属。計算言語学で博士を取得。徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
明治維新という名の洗脳 Kindle版 苫米地英人 (著) 2015年 ビジネス社 とにかく、アマゾンレビューで1,000件以上、評価が付いてる本を初めて見た。

ところで、この第3章のタイトルは「奴隷と資本主義」です。
であるのに、ここまでずっと奴隷の話ばかりで、一度も資本主義の話が出ていません。
しかし、私はずっと資本主義の話をしてきました。
それは「奴隷が資本主義の根幹の一つ」であるからです。
例えば、自動車にしてもIT機器にしても洋服にしても、いかに原価を安くするかが資本主義で儲けるための基本中の基本です。
では、原価を安くするためには何が一番効率的でしょうか?
そうです、人件費を抑えることです。無料にすることができれば最高でしょう。
しかし、人件費を無料にするということは奴隷制度を導入する以外に方法がありません。
大量の奴隷を無料でこきつかう。これが最も儲かるやり方なのです。
これが始まったのは大航海時代でした。
「新大陸」を発見したと騒ぎ、その土地で平和に暮らしていた人々を異教徒だと決めつけて奴隷化する。
この奴隷を使役することで産物を生み出して、それをまた、異教徒に売りつける。
こういったシステムを作り出したのが、VOC(オランダ東インド会社)をはじめとしたグローバリストたちでした。
いまの格差社会の雛形はすべてここから始まっているのです。
118ページ 奴隷と資本主義より
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ここで、500年前、1000年前、2000年前の「人権」について考えてみたい。
今に比べれば、当時の「人権」がはるかに軽かったということは理解していただけるだろう。
苫米地秀人氏もさかんに取り上げている戦国時代の日本におけるキリスト教宣教師の活動、豊臣秀吉との確執、そして、世界中にばらまかれた日本人奴隷の存在。
【新版】 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り 2005/藤木 久志 (著)朝日新聞社という好著がある。

戦国の戦場には一般の雑兵たちのほか、「濫妨衆・濫妨人・狼藉人」といったゲリラ戦や略奪・売買のプロたちが大名軍に雇われ、戦場を闊歩していた。
戦争の惨禍の焦点は身に迫る奴隷狩りにあったのだ。
村の人々や領主はそれにどう対処したのか。
戦国時代の薩摩藩(島津氏)の家老に上井 覚兼(うわい かくけん)という人物がいた。
彼はたぐいまれなる筆まめで、今に至る数々の貴重な記述を残してくれた。
「薩摩軍」が「豊後藩」(大分県)を攻略して「武士」や「農民」、「町民」を連れ去り「肥後」で売りさばいたと記している。
この辺り、うろ覚えの知識で書くが、負けた豊後の住人が数珠つなぎになって肥後の国に連れていかれる様の描写は迫真だ。
肥後の国で彼らを待ち受けていたのは、キリシタン奴隷商人たちである。
徳川の世になって、支配ということでいえば、参勤交代と天下普請を上げたい。
なにも徳川家康個人が過酷だったというわけではないと思う。
「天下普請(てんかぶしん)」とは、
安土桃山時代から江戸時代にかけて、天下を治める権力者(豊臣秀吉、徳川家康など)が全国の大名たちに命じて行わせた大規模な土木工事(築城・道路整備・河川工事など)のこと。
大名に費用と労力を負担させることで財力を削ぎ、権力を誇示する目的があった政策です。
江戸城、名古屋城、大坂城などが代表例で、大名たちの負担は大きく、幕府の支配体制確立に重要な役割を果たしました。
特徴と目的
大名への負担: 大名が資材・人夫を負担し、費用は自ら持ち出しでした。
権力誇示: 天下人の権威を示す象徴的な事業でした。
大名の勢力抑制: 財力を消耗させ、反乱を起こす余力を削ぐ目的がありました。
翻ってここから我が国の古墳造営の話になる。
1600年から1700年も前のことだ。
「人権」などというものも、ないに等しかったであろう。
すべての人権を無視して造営されたのが、あれらの小山のような古墳群だと思う。
埋もれた銅鐸 (1970年) (紀伊国屋新書) 1970/ 森 秀人 (著) 人口500万未満だった日本列島、その400年の間に20万!! これを異常と思わない不思議…

考古学者、歴史学者は、祭りごとのために築かれたと言ってるが、たった400年(古墳時代)に、20万基もだよ、冗談は顔だけにしてくれと言いたくなるではないか。
今に比べれば、はるかに食料も乏しい、人口も少ない中での20万基だよ。
九州王朝論者(法隆寺移築説)からみた、「古墳はなぜつくられたのか?」

古墳はなぜつくられたのか??
これに対する答えは、3点セットで考えなくてはいけないとつくづく思う。
①高地性集落 → ②古墳造営 → ③決まって、被差別部落が存在する。
高地性集落と倭国大乱―小野忠熈博士退官記念論集 1984/雄山閣「高地性集落」を追いかけて…

「あるいはかなりの地方に高地性集落があらわれる。
弥生中期。あらわれかたも1回ではないのです。
同じ集落をまた修復して使ったりしていますが、しかし古墳ができるようになるとそういうものはほとんどなくなっていく。
なくなるばかりか、ここがまたおもしろいのですが、かつての高地性集落のあったうえに、あるいはすぐ付近に、その地方でもっとも古い前方後円墳が突如として築かれる場合がある。いまのところこの謎はちょっと解けない。」
考古学者・森浩一「考古学の模索」1978 学生社

戦国時代は何を残したか 民衆の平和・神仏への思い・自然開発 2020/7/26笹本正治 (著)信濃毎日新聞社 解死人の風景 : 差別があたりまえだったころ


