西尾 幹二(にしお・かんじ):1935年、東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学者、評論家。著書として『国民の歴史』『江戸のダイナミズム』『異なる悲劇 日本とドイツ』(文藝春秋)、『ヨーロッパの個人主義』『自由の悲劇』(講談社現代新書)、『ヨーロッパ像の転換』『歴史の真贋』(新潮社)、『あなたは自由か』(ちくま新書)など。『西尾幹二全集』(国書刊行会、24年9月完結予定)を刊行中。
巨星 堕つ…
西尾幹二さんの2冊の著書を読み終えての感想です。
89歳。
老衰のため死去とのことだが、亡くなった年に2冊も本を出した人はほかにいないのではないか。
西尾幹二先生、追悼号!西尾幹二・著『日本と西欧の五〇〇年史』を読み解く② 力石幸一(徳間書店出版局局長)+西村幸祐
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力石 幸一 ちからいし こういち
昭和26(1951)年生まれ。徳間書店出版局局長、現職。早稲田大学文学部卒。
『問題小説』『SFアドベンチャー』などの小説誌を経て、現在は主に政治・経済関連の書籍出版を手がける。 …
第1章 そも、アメリカとは何か…
もっとも読み応えがあったのは、白人たちが、アリストテレスの政治学の一節を、極端に自分流に読んで、インディオら、いわゆる有色人種たちへの加害行為を免罪しているところ。
それは恐ろしいが、現代にまでつながる問題だ。
「トルーマン回想録」は次のように記している。
”Japanese are beast. So are treated as”(「日本人は獣だ。だから、そのように扱った」)
トルーマン前米大統領は2日、CBSテレビ放送番組「今だから話そう」の対談に出演し、 「私は広島・長崎の原爆攻撃を指令したあとに、良心のとがめを少しも感じなかった。 これからも万一の場合、水爆使用はたしかだ」と語った。
(彼はこのときポール牧のようにぱちんと指を鳴らした)
↑アリストテレスからここまで、密接である。
日本はアメリカに民主主義を教えよう! 全体主義と戦うトランプの逆襲(ソフトカバー) – 2024/西尾幹二 (著) ビジネス社
私が日本人に与える最後の警告である!
遺言と思ってほしい!
ありがとうアメリカ、さようならアメリカ
世界の「左傾化」にいかに対応すべきか
(1)日本人がトランプを支持すべき本当の理由
・世界の「韓国化」とトランプの逆襲
・「価値の転換」を訴えたトランプ氏
・「トランプ外交」は憤怒と混迷と痛哭の叫びにほかならぬ
・ペンス演説も中国人のアメリカ支配への悲痛な叫びだった
・トランプを孤立させるな
・中国は反転攻勢から鎖国へ向かう
・トランプ不在で浮上した日本の危機
・なぜトランプが希望なのか
↑最近は西尾幹二先生の本から遠ざかっていたが、これを読むと ↓、いかに私が西尾幹二先生から影響を受けていたのかを理解して愕然となった…
2023-03-17
日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか 2016 矢部 宏治 (著) 集英社 ベストセラーになった前作(『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』)を、はるかに上まわる衝撃の事実! 日本の戦後史に、これ以上の謎も闇も、もう存在しない
この本には、日本国民のみなさんが知ったら、卒倒しかねないことがたくさん書かれています。しかし、それらはすべて、公文書にもとづく疑いようのない事実なのです。
なかでも驚かされるのは、1950年6月の朝鮮戦争・勃発以来、アメリカの周到な計画のもとでむすばれた数々の条約や協定が、わたしたち日本人の知らないあいだに、次のような恐るべき密約を成立させていたという事実です。
ただ、吉田茂は怪しいと思っているが、岸信介、佐藤栄作と共に、悪役にされていることには納得いかない。
戦争が終わった時点で、朝鮮戦争が始まった時点で、吉田茂の判断は決断は圧倒的に正しい。
「指揮権密約」という、アメリカがもつ巨大な法的権利を認めて、アメリカに居座ってもらうということにしたのだ。
「思いやり予算」も正しい判断だ。
核武装国に囲まれて(最近、韓国も核武装したいとほざいている)、親日じゃない国に囲まれて、この著者は日本をどうしたいのか。
中国は、東京オリンピックをボイコットしたうえで、会期中の10月16日、狙いすましたかのように、同国初の核実験を行った。
昭和天皇の開会式辞にきっちり合わせたともいわれる。「政治とスポーツは別だ」と中国は言う。
その中国は、平和の祭典であるオリンピックをあざ笑うかのように、東京五輪開催中にあえて核実験に踏み切ったのだ。
解決方法として、2つあると著者は言う。
1憲法改正によって米軍を完全撤退させた「フィリピン・モデル」
2東西統一とEUの拡大によって国家主権を回復した「ドイツ・モデル」
1番目には大いに笑わせてもらった。と同時に、著者は意外に誠実でないという印象を受けた。
なぜなら、アメリカ軍基地を撤去させることに成功したフィリピンで何が起こったかを著者は知らないはずがないからだ。
敢えて書かない。読んだ方は検索してほしい。フィリピン スービック基地
良い子は騙されてはいけない。
↑この著者、本も売れて講演会にも引っ張りだこのようだが、本を読むと、内容は極めて浅くて危険ですらある。
解決方法が、まったくふざけている…
それじゃ、ダメだよ、シナに蹂躙されるよと言いたい…
中国が南シナ海に人工島を築いたのはナチスの歴史に則せばラインラント進駐にも匹敵しよう。
香港や台湾の運命が中国に握られるのは、オーストリアの併合に比較できよう。
となればその先の日本列島はどう見るべきか。
ナチスに占領されるがまま動けなかった北欧諸国の立場に似ている。 69ページ
人間を統治する者とされる者との二つに分類し、
統治される者には人権も富も認めないのはこの国の政治文化である。
今でも農村戸籍の者には永遠に奴隷労働が許されるのみで、彼らは都市住民にはなれない。
共産党官僚は彼らの不運には何の関心もない。
そういう感覚、意識がないのである。 78ページ
農政学者・川島博之氏の「データで読み解く中国経済・やがて中国の失速が始まる」(2015 東洋経済新報社)を引きながら、解説を加えてる部分。
中国の投資資金のうち、自己資金というのが8割を占める。
外国投資など始めから微々たるものである。
自己資金の正体とは、農民から二束三文で買いたたき(法外に安い補償金、戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊 川島博之[著] 講談社2017.10)、地方政府がその土地を不動産開発に回していたというものだ。
これが、日本のバブル崩壊なんかとは根本的にちがうところ。
↑極端にいえば、人権無視のアパルトヘイト国家だからこそ、ここまで大きくなったと言える。
中国不動産バブル崩壊の本当の理由… その悲劇的な未来…
嘘だらけのヨーロッパ製世界史 2007/岸田 秀 (著) 新書館 人類文明の母としてのアフリカ
大東亜戦争は人種解放戦争だった! ヒトラーのモデルはアメリカだった――法システムによる「純血の追求」 (みすず書房) 2018/ジェイムズ・Q・ウィットマン (著)
西尾幹二大先生の著作「国民の歴史」728ページ「33ホロコーストと戦争犯罪」、「ナチ犯罪の本質」
ドイツの話がさっきから出ているのでちょっとついでに申しあげますけどもね。あのー、ドイツは、その、50年後の前の話は、もう忘れて、あるいは許されてと言うけれども、おそらく、ドイツは、1000年許されないだろうと、わたくしは思いますね。つまり、ドイツのやった事というのは日本のやった事と根本的に違う。
一つの民族を地上から抹殺するために、六百万の人間をですね、あのー、強制収容所に入れてガス室で殺したという、その犯罪はですね、えーと、恐らく、そら、スターリンが似たことをやっているかもしれないけれどもね、おそらく、全くですね、
日本の軍国主義なんかと比肩できるような問題じゃないんですね。
で、そこでですね、日、韓という関係でよく言われるのは、ドイツとポーランドの関係なんです。皆さんはね、ドイツのやった犯罪についてユダヤ人とかジプシーの事ばっかかり考えているかもしれないけれど、ドイツのやったポーランドに対する犯罪と言うのは凄まじくてですね、ドイツ人はポーランドの占領時代に、小学校4年生以上の教育は許さないと、100まで数え、500まで数えられるべく、自分の名前を書ければよいと、あとは、ドイツ人に従順な、奴隷を作るために、高等教育を受けたものは粛清されるべきだと言ってですね、実際に占領地、時代に百万人の指導階級が、虐殺されているんですよ。百万人ですよ。
!!「移動虐殺部隊アインザッツグルッペン」で検索!!
そして、その、例えば学校の教師とか弁護士とかっていうのは軒並みに、理由もなく連れ去られて虐殺されているんですね。そうしてですね。そのようなことをやった、ポーランドとドイツの関係は複雑ですけれども、そのポーランドですらも、ロスケよりはいいと言っているんです。ドイツには文化があるからと、ロシア人のよりはまだいいと。
ドイツには文化があるからと、それが世界のね、歴史の凄まじい現実なんですよ。そこで比較して、比較で申しますよ。小学校4年生以上の教育を与えないと言った、
ドイツと、日本が、朝鮮民族の絶滅を考えたことが一度でもありますか、夢に見たことさえ無いでしょうそんな事。それどころか、日本人にして、なってくれと言ったんじゃありませんか。いいですか、小学校4年どころか、京城には、京城帝国大学を作ったんですよ。京城帝国大学は、大阪帝国大学よりも前に作っているんですよ。その、台北にも帝国大学を作りましたが、そうして、それはどういうことを意味したかというと、日本の優越感だったでしょう、高等教育を与えてやっているんだぞ、という類の優越感があったことは間違いありません。
しかし、それが、その後に韓国に、切り開いた近代化の道に、何にも役に立たなかったなんてことは絶対にあり得ないはずです。それを素直に認めなければ、日、韓関係は、正常なものには、私はならないだろうと思います。すなわち、日本人が、韓国の、よく時々変な事を言う人がいるんですよね。
西尾幹二氏 反日派の欺瞞を暴露
ドイツと日本の戦争責任の大きな違い
geisya1950art チャンネル登録者数 1580人
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如何であろうか。
完膚なきまでに反日バカ左翼勢力を叩きのめしているのでないだろうか。
最近、ポーランドがドイツに戦後補償を求めてドイツ政府を訴えたというニュースがあった。
私見だが、ドイツはポーランドに賠償する責務があると私は思っている。
終了している、完了している日韓の問題とは無関係に、ドイツはポーランドに賠償する義務がある。
驚くべきことに、ドイツは何もしていないのだから。
あと、なんだかんだいってドイツ文明って白人文明だから、バッハ、ベートーベン、ゲーテの国がなんであんな虐殺を!
白人どもにはそういうひとに(他民族に)言えないショックがある。
まして、ドイツを持ち上げて日本を落とす?
反日バカ左翼ども(日本学術会議)はどこまでクズなのか。
併せて読みたい
異なる悲劇 日本とドイツ (文春文庫) 1997/西尾 幹二 (著)
ナチスドイツの「ユダヤ人虐殺」と日本の「戦争犯罪」を同一視する無知に立脚した「戦後補償」論の欺瞞と誤謬を冷徹に解き明かす
↑名著中の名著。戦後、日本人が書いた中でベストスリーに入る名著。文庫で読めるのがうれしい。
「戦後補償はドイツに見習え」という無知に基づく一部報道の過ちを検証し、日本人の戦争責任論の誤謬を鋭く解明してる。