どきどき事件ファイルその7 赤城山 主婦失踪 神隠し 事件 1998

どきどき事件ファイル
事件… それは時代を映す鏡かもしれない。独自の基準で内外の面白そうな事件を取り上げて事件の闇に迫る。

 

どきどき事件ファイルその7「赤城山 主婦失踪 神隠し 事件 1998」

 

この事件は不思議すぎる。

心に刺さったので取り上げたい。

 

1998年5月3日、千葉県白井市の主婦・志塚法子さん(当時48)は、家族(夫・娘・孫・叔父・叔母・義母)と群馬県の赤城神社へ,ツツジ見物に訪れていた。

あいにくの雨のため、神社へ行く夫と叔父以外は駐車場に停めた車の中で待つことになる。

しかししばらくして法子さんは「折角だから、賽銭をあげてくる」と、財布からお賽銭用に101円だけを取り出し、神社への参道を登っていった。

ところが、待てども待てども法子さんは帰ってこない。

娘は駐車場から法子さんが境内とは別方向の場所でたたずむ姿を目撃していたが、それを最後に法子さんが車に戻ってくることはなかった。

 

 

 

家族の通報を受け、警察は10日間で100人余りを投入し、付近を捜索。

参道は山道ながらもよく整備され、崖などの危険な場所や道に迷う箇所もない。

また、ゴールデンウィーク中で神社には沢山の人が訪れていたが、不審な人物や物音を聞いた人はいなかった。

事件当日、法子さんは赤い傘を差し、ピンクのシャツに黒のスカートという派手ないでたちだった。またバッグや財布は車内に置いたままだったという。

なお、法子さんは、メニエル病を患っており、補聴器が欠かせなかったがこの時は、補聴器を車において出かけたという。

 

画像が酷くてごめんなさい(笑)。

 

有力な手掛かりはなく、当日の天候は雨であったために傘をさしている人がほとんどで目撃者はなかなか現れなかった。

しかしゴールデンウィーク中ということで、人通りは多く、偶然撮影されたホームビデオが事件の7ケ月後に公開される。

そこには確かに法子さんらしき赤い傘の女性が映っていたが、家族はその女性が法子さんであることを否定し、再び捜査は振出に戻った。

 

事件後、志塚さん宅にたびたび無言電話がかけられるようになる。

その番号はいつも違っていたが、なぜか大阪や米子といった関西方面の局番であった。

↑北朝鮮による拉致かという可能性が疑われたが、人通りが多かったことがあり、その可能性は消えたが、私はこれが、外部の人間が関わっている証拠として重要だとおもう。

 

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