神々の起源と宇宙人 マヤ・アステカ・インカ (5次元文庫) 2010/ゼカリア シッチン (著), 竹内慧 (翻訳)徳間書店 たとえば「見ること」、それが「進化して」出来上がったものとはとても思えないのである。

どきどき古代史

 

黄金と巨石の遺跡、ピラミッド、精緻な天文学と超長期の暦――マヤ・アステカ・インカ文明の謎、そのすべての答えは人類の創始者アヌンナキが知っている!!

人類は彼らアヌンナキのミッション遂行のための労働ロボットとして、アヌンナキの遺伝子操作によって生まれたのだ。

本書は、地球の隅々にまで君臨していた神アヌンナキが、大洪水後なぜシュメール・エジプト・ヘブライの文明を興し、さらにその文明を南米の地に移植・再興しなければならなかったのか―現地取材の成果を踏まえながら、その壮大な謎解きに挑んだ画期的な書である。

 

終始、著者ゼカリア・シッチンの博識に圧倒される本である。

◆マヤ語とヘブライ語は共通◆ペルー語の起源はシュメール語とアッシリア語

言っていること一つ一つに重みがある。例を複数出している。

 

インカ文明が、一般的に言われているようにスペイン人に滅ぼされる前のたかだか500年間だけの文明ではないこと、

インカ文明の遺跡と言われている巨石建造物の驚異的な精度での加工はスペイン人の侵略を受けた時代のインカの技術では到底不可能であったこと、

すなわち、太古に現代文明に匹敵する技術力を持った文明があり、それが滅びたと考えられることなどが示される。

ボリビアのチチカカ湖が太古からオリエントからの移住者によって開発された土地であると。

開発したのは、アフリカからやってきた労働ロボット(我々人類の祖先)たちである。

 

それを著者ゼカリヤシッチンは語源から、今に残る痕跡から探っていく。

チチカカとは、錫の鉱石を意味すると。

チチカカ湖の東南にある古代都市・ティアワナクとは「ティ・アナク」つまり、錫の都の意味である。

新旧大陸の錫を介した交流は、アナンヌキの神々の手引きにより、2000年以上前に行われていた。

 
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巻末解説の地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の解説が納得いかない。555ページ部分。

チチカカ湖周辺の遺跡に、巨石と巨石をつなぎとめるプーマ・ブンクという留め金があるという。

それはゼカリヤシッチンの言うように青銅ではなく、モネル合金だと最新の研究所での調査で明らかになった。

 

モネル(英: Monel)は、主にニッケル (Ni) と銅 (Cu) からなる合金である。
他に鉄、マンガン、 硫黄 などを含有する。

アメリカの技術者モネル(Ambrose Monell)によって、1906年に開発された。
非磁性か、非磁性に近く、耐熱成に優れ、硫酸、塩酸、有機酸のいずれに対しても高い耐性を持つ。

 

だから浅川氏はプーマ・ブンクという留め金が、モネル合金であるからそれが、1906年以降のものだというのである。

少し考えればわかることだ、1906年以降に、どこの誰が、暇人がチチカカ湖周辺の遺跡にそんなものを取り付けたというのであろうか?(笑)

これぞまさしく、オーパーツであろう。

 

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ゼカリア・シッチン

1922年、パレスチナ生まれのユダヤ人。
言語学者、考古学者。ロンドン大学で、現代・古典ヘブライ語をはじめ、数多くのセム語系・ヨーロッパ語系の諸言語を習得し、旧約聖書及び近東の歴史・考古学を専攻。長年にわたりイスラエルを代表するジャーナリスト兼編集者として活躍。
現在はニューヨークに住み執筆活動に専念。シュメール語文献を解読できる学者は全世界200人足らずという中で、最も有力な学者としてその名を挙げられている

◆インディオはイスラエルの失われた10部族

◆ ユダヤ歴の始まりは惑星ニビルの王アヌが地球を公式訪問した日

◆マヤ語とヘブライ語は共通

◆ペルー語の起源はシュメール語とアッシリア語

◆エジプトの神官トトの別名がケツアルコアトル

◆フェニキア人、イスラエル人など地中海の人々がなぜいたのか

◆オルメカ人は明らかにアフリカ人種

◆マヤの暦のシステムはシュメールと同じ

◆天空都市マチュピチュは何に使われていたのか

◆サクサイワマンの遺跡構造は、砂金の精選工場

◆オリャンタイタンボ遺跡は、金塊を空輸するための施設

 

ただただ著者の博識に圧倒されるが、ひとつ、思い当たることをここでは述べたい。

それは、人間の眼の構造についてである。

「見ること」

それは凄まじい精巧さと、偶然とが渾然一体となったものである、それが「進化して」出来上がったものとはとても思えないのである。

何らかの第三者、ゼカリア・シッチンいうところの、宇宙人が遺伝子操作で作り上げたものではないかと思っている。

 

ゼカリヤシッチンはすでに亡くなっているが、死ぬ前のインタビューでは、日本に興味がある、是非とも行って調査したいと語っていた。

惜しまれてならない……。

 

併せて読みたい

シュメール楔型文字が暴いた神々と天使  12番惑星ニビルからやって来た宇宙人 (5次元文庫) 2011/ゼカリア・シッチン (著), 竹内 慧 (翻訳)徳間書店

聖書や古代神話に登場する巨神伝説は、実際に太陽系12番目の惑星ニビルから地球へやってきた実在の神々(宇宙人アヌンナキ)の記録だった―。

世界で数少ないシュメール語を解読できる学者シッチンが、最先端科学と考古学、神話学など膨大な情報を調査分析し、アヌンナキの遺伝子操作による人類誕生の経緯から、天空の神々、天使と神ヤハウエの正体に至るまで、宇宙人と人類の様々な遭遇場面とその詳細、人類史の真実を解き明かしてゆく。

 

Kindleのお客様 5つ星のうち5.0  すごい情報量です。
2012年11月23日に日本でレビュー済み
フォーマット: 文庫Amazonで購入

とにかく情報量が凄いです。同ジャンルの作品中でもトップクラスではないでしょうか。よくもまあこれだけの資料や文献を調査・整理し、理論を構築したと思います。多少強引な推論や自分の仮説に証拠をネジはめようとしている感じはしますが、作者が感じている、持っている疑問や違和感は手にとってみれば私たちにも共感できるものだとわかります。二ビルにこだわっているのは少し理解しにくいですが・・・。

 

シュメールの宇宙から飛来した神々1 THE 12TH PLANET 地球人類を誕生させた遺伝子超実験 (シュメールの宇宙から飛来した神々 1) 2017/ゼカリア・シッチン (著), 竹内 慧 (翻訳)ヒカルランド

 

 

古代シュメール文献に記された人類創成の神々は、太陽系第12惑星の宇宙人!
そして、人類は、彼ら宇宙人のDNA操作によって創られた奴隷にすぎなかった!!

MOMOP 5つ星のうち4.0 起源 2021年11月18日に日本でレビュー済み
フォーマット: 単行本Amazonで購入

人類の起源はサルからの進化というダーウィンの進化論に30年ほど前から疑問をいだいておりました。
戦わないと生き残れないというのは確かに地球上の特質かも知れませんが、サルから人間への進化があまりにも早すぎる…これら疑問に答える説がこの本には書かれています。

内容が解るにつれ、なぜか映画ブレードランナー、ブレードランナー2049を思い出しました。現人類は地球上で過去何番目かのレプリカントではないか?とかいろいろ想像が広がります。リドリースコットはゼカリアシッチン氏の説をどこかで読んだのではなかろうか?

 

本書第1弾で解決される疑問点

◎ 人類はなぜ突如としてアフリカに出現したのか?

◎ 時計に使われる12や1週間の7という数字はなぜ特別なのか?

◎ エジプトのスフィンクスは、どうして人面と獅子のからだをもつかのか?

◎ ギリシャ神話や聖書の巨人伝説はどこからきたのか?

◎ 洪水伝説とノアの箱舟は実話なのか?

◎ なぜ古代人は天王星、海王星、冥王星の存在を知っていたのか?

◎ ギルガメッシュ叙事詩の本当の意味は何なのか?

◎ なぜ3600年周期で文明の飛躍的進歩があるのか?

◎ 第12惑星は本当に存在するのか?

 




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